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代  表 帰山雅秀
事務局長 後藤 晃

〒066-0028
北海道千歳市花園2-312 
千歳サケのふるさと館

電子メール

なぜ、北海道の淡水魚は危機に瀕しているの?

外来種侵入

 環境悪化で在来種がすみにくくなった川や湖に、さらに追い打ちをかけるようにニジマスやブラウントラウトなどの外来種が侵入し繁殖しています。これら外来種と生態のよく似たオショロコマやアメマスが競争に巻き込まれ、数を減らしています。

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蛇行直線化
と河床低下

 洪水対策との名目で、これまで北海道の河川はいたるところで改修され、「排水路化」されてきました。河川の直線化が進むにつれ、淡水魚類の生息空間は減少し、瀬淵など生息環境の多様性が著しく損なわれてしまいました。流速が増して川底がどんどん削られていることも大きな問題です。

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乱獲

 漁業や遊漁が無秩序におこなわれた場合、魚たちが自然繁殖で生息数を回復できない「乱獲」におちいる危険性が増します。道内では、一部の魚種を除き、漁業・遊漁のルール作りが十分であるとはいえず、新たな絶滅危惧種を生み出す要因になっています。

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土地利用

 かつて都市化による生活排水や工場等からの排水によって、各地で河川の水質悪化がみられましたが、浄化対策により改善されてきました。しかし河畔林を切って川岸ぎりぎりまで農地や草地が作られている場所では、肥料混じりの土砂が川に直接流れ込むなどして、今なお淡水魚たちを脅かしています。

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対策の遅れ

 河川法の改正、自然再生推進法、種の保存法、特定外来生物法など北海道の淡水魚を守るための法律に改善はみられます。しかし、その実行に必要な科学情報がまだ足りませんし、何よりも森と川と魚を守るために大切な人々の連携の輪が欠けています。

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河畔林伐採

 道内では河川改修や宅地・農地の開発などの際に河畔林があちこちで伐採されてきました。その結果、水面を葉で覆って水温上昇を防ぐなど魚が生息できる環境をつくったり、水中の生き物の食べ物となる落ち葉などの有機物を供給するといった大切な役目を果たせなくなっています。

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ダム

 北海道内の多くの河川にはダムや砂防堤が建設され、発電、水道用水、洪水の軽減などに役立てられています。一方、イトウやサクラマスなど回遊魚たちは、河川工作物により自由な移動を妨げられ、産卵場にたどり着けずに絶滅することもあります。

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無関心

 川の自然に寄せる地域市民の関心が乏しいと、保護策を欠いた開発や水質汚染などを許し、淡水魚たちの生息環境の悪化を招きます。人工化された川は「危険」視され、野生の魅力を失って人びとの水辺離れがいっそう進みます。だれも気づかないうちに、貴重な在来種を絶滅させてしまいかねません。

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