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代  表 帰山雅秀
事務局長 後藤 晃

〒066-0028
北海道千歳市花園2-312 
千歳サケのふるさと館

電子メール

なぜ、北海道の淡水魚を守らなければならないの?

後藤晃氏

 ご存じでしょうか? 私たちが暮らしている北海道の川や湖沼などには、現在、71種2亜種の淡水魚類が生息しています。しかし、1970年代以降における急激な河川環境の人為的改変などによって、淡水魚たちの生息場所が壊れたり、あるいは少なくなったりして、多くの魚種でその生息が危うくなる状態(絶滅危惧)に至っています。

 2001年に刊行された「北海道の希少野生生物―北海道レッドデータブック2001」では、かつて石狩川や天塩川などに生息していたチョウザメが「絶滅種」に、またイトウ、ヒメマス、エゾホトケドジョウ、スミウキゴリ、シロウオ、カジカ(中卵型)などが「絶滅のおそれのある種」に指定されています。

 このような身近な生き物である淡水魚たちが北海道から絶滅してしまうことは、私たちを取り巻く自然環境が「好ましくない状態」に至っていることの一つの証拠であると言えます。また、漁業や釣りの対象となる淡水魚のいくつかの種がもし絶滅してしまえば、地球の歴史が与えてくれた有用な自然資源を私たちは未来永劫に失ってしまうことになります。

 北海道淡水魚保護ネットワークは、北海道の自然遺産である河川自然生態系の維持・保全を図るとともに、そこを棲み場所とする淡水魚類の生物多様性を守るために、これらに関わる課題でのフォーラムの開催やその他の様々な活動を行なっていく所存です。北海道に住む皆さまには、今後とも一層のご支援、ご協力をいただきますよう、お願い致します。

北海道淡水魚保護ネットワーク事務局長 後藤 晃